ペット防災セミナー(前半)
スタッフブログ
こんにちは、動物看護師の桜井です。
先日、伊藤動物病病院グループのセンター病院と野田分院にてペット防災セミナーを実施しました。
当院のパピーパーティーやしつけ相談を依頼している田沢ドッグスクールの田沢まどか先生に講師をお願いしました。
能登半島地震のこともあり、皆さん意識も高まっていたとはいえ、まだまだ他人ごとと思っているかたもいらしゃるのではないでしょうか。
ここ最近も地震が続いており、通販サイトでは防災グッズが買えないものもあります。
焦って準備しなくてもいいようにぜひこの機会に防災について一緒に考えてみましょう。
今回のペット防災セミナーで参加者の方の反応が大きかったものを抜粋したいと思います。
・お水はペット専用のものを準備!必須です!
田沢さんのお話ですと、どこの避難所でもトラブルになるのはお水だそうです。
給水車からもらった水を犬にあげたら怒鳴られた、自分で備蓄していた水をペットにあげたらもったいないと怒られた・・・などなど。
なので必ず犬猫用のお水や、ペットボトルに『犬用』『猫用』と記しておくのが大事だそうです。
ウェットフードやちゅーる系のおやつも水分補給になりますが、特に犬は普通のお水も飲みたいと思うので多めに用意しておきましょう。猫ちゃんは水分補給用のパウチもありますので、ご希望の方はご相談ください。
・マイクロチップだけでは不十分、迷子札も付けよう!
今はマイクロチップが入っている子がかなり増えましたが、まだまだ未装着の子も多いと思います。
脱走してしまった場合などに、マイクロチップが入っていれば個体情報が読み取られてお家に帰ることが出来ます。マイクロチップは取れてなくなることもないため安全です。
ただし大きな災害時には電気や通信が途絶えていることがあります。そういう時は迷子札の方が直接飼主さんの連絡先が分かるメリットがあります。
実際に東日本の時は迷子札が付いている子が飼主さんの元へ早く戻れたというお話もありました。
わが家の猫は首輪をかじるので悩みどころですが、何か合うものがないか探してみようと思います。皆さんも一度ご検討ください。
また迷子になってしまってからポスターを作るのは難しいため、あらかじめ作成しておくといいそうです。自分が飼主だという証明のために一緒に撮影した写真もデータとさらにプリントして用意しておきましょう(*^-^*)
・犬や猫を助けてくれるのはご近所さん(^^)/
行政によるペットの救助は後回しにされることは、悲しいけれど容易に想像がつきますよね。実際にほとんどのワンちゃん猫さんはご近所さんに助けられたそうです。
皆さんご近所さんとは仲良くしておきましょう!
長くなってしまったので、後半はまた後日・・・