寒くなっても寄生虫対策を
スタッフブログ

最近ニュースなどでも耳にすることが増えた「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」、ご存じですか?
マダニが媒介するウイルス感染症で、人だけでなく犬や猫にも感染することが分かっています
当院にもご相談や問い合わせが増えてきましたので、
飼い主さんにぜひ知っておいてほしいポイントをお伝えします。
SFTSはどんな病気?
SFTSウイルスを持つマダニに咬まれることで感染します。
人での重症例が多く報告されていますが、
犬や猫も感染し、特に猫は重症化しやすく致死率が高いと言われています。
ヒトでは50歳以降がハイリスクと言われているそうです。
犬・猫が感染するとどうなる?
◇ 猫で多い症状
- 元気がない
- 食欲低下
- 発熱
- 嘔吐・下痢
- 黄疸(歯ぐきや目が黄色っぽい)
◇ 犬で多い症状
- 発熱
- 元気消失
- 血液検査での血小板減少
人への感染について
SFTSは人も発症する感染症であり、患者さんの治療をしていた獣医師や看護師が感染した例も報告されています。
「猫から人」「人から猫」どちらもゼロではないことを知っておくことが大切です。
飼い犬のマダニをイボと勘違いして潰したことにより飼い主さんが感染した例もあるそうです。
予防法は?
✔ ノミ・マダニ予防薬を定期的に使う
毎月の予防が最も重要です。
✔ 草むら・山などダニの多い場所を避ける
外出する犬・猫は特に注意。
猫は完全室内飼育、犬は遊びに行くときは服を着用しましょう。
✔ 帰宅後のチェック
ブラシでダニがついていないか確認しましょう。
✔ 野良猫の保護時は慎重に
具合が悪そうな野良猫は、素手で触らないようにしましょう。
亡くなっているときは保健所に相談してください。
もしダニを見つけたら?
ダニは無理に引き抜かないでください。
口が皮膚に残り、感染リスクが上がる可能性があります。
予防薬を使用しているなら数時間で駆虫されます。
取り除きたいときは病院にお連れください。
状況に応じて検査をお勧めします。
まとめ
SFTSはまだ特効薬がなく、重症化することもある恐ろしい病気です。
しかし、日々のマダニ予防でリスクを下げることができます。
みんなが予防すれば、怖いウイルスを持ったマダニが広がるのを防ぐことができます。
秋から冬にかけて活動するマダニもいますので、年間通しての予防をぜひお願いします。
寄生虫対策はマナーです。
みんなが安心して過ごせるよう、ご不安があればいつでもご相談ください。


